歩行者の交通事故は、その多くが夜間に発生しています。悲惨な交通事故から身を守るためには、歩行者や自転車利用者の自衛対策も大切。反射材をつけていれば、ドライバーの目にとまりやすく、安全確保にとても効果的です。反射材は歩行者用、自転車用などバリエーションも多彩。用途に合わせて活用し、夜間の交通事故を防ぎましょう。
反射材は、再帰性反射という性質を持つ素体です。反射材を身につけているとき、車のヘッドライトの光が当たると、その光は光源である自動車に向かってそのまま反射されます。このため、本人にはその効果を確認することはできませんが、どの方向から来る車のドライバーにも、よく光って見え、歩行者の存在を確認することができるのです。通常、反射材は、ガラスビーズとプリズムの2種類に大別されます。

夜間、車から歩行者が見える距離は、着ている衣服の色によって異なり、車のヘッドライトを下向きにしたときには、一般に黒っぽい服で約26m、白などの明るい服で約38mとされています。
一方、運転者が歩行者を発見して車が止まれるまでの距離は、例えば、乾いた路面を時速60kmで走っているときで約44mですから、明るい服装であったとしても、交通事故に遭う危険性があります。
これに対して、反射材を身につけていた場合は、反射材の種類・大きさ・取りつけ位置などによって異なるものの、約57m以上の視認性が確保されています。反射材非着用の場合と比べ、格段に安全性が向上するのです。














