平成26年中の交通事故死者数(24時間以内)
全国の交通事故死者数は4,113人。14年連続して減少

平成26年中の交通事故死者数は4,113人で、平成13年から14年連続して減少しました。

平成26年中の交通事故死者数

平成26年中 平成25年中 前年対比
4,113人 4,373人 増減数 増減率
-260人 -5.9%

(警察庁交通局調べ)

【平成26年中の交通事故死者数の特徴】

○1日平均の死者数は11.27人で、2時間08分に1人が交通事故で死亡しています。

○死者数が最も多かった日は12月19日(金)の22人で、最も少なかった日は4月29日(火)、5月27日(火)及び9月3日(水)の3人でした。

○死者数の多い都道府県は、愛知県の204人、神奈川の185人、千葉県及び兵庫県の182人、埼玉県の173人などでした。
反対に死者数が最も少ない都道府県は、島根県の26人、徳島県の31人、鳥取県の34人、沖縄県の36人、秋田県の37人などでした。

○都道府県別に死者数の増減を見ると、最も増加したのは三重県の18人増、次いで神奈川県の17人増、山梨県の11人増、佐賀県の10人増、鳥取県の9人増などでした。
反対に死者数が最も減少したのは静岡県の41人減、次いで大阪府の36人減、岐阜県の32人減、茨城県の31人減、長野県と徳島県の18人減などでした。

○原付以上運転者(第1当事者)の飲酒運転による死亡事故は227件で、記録が残る平成2年以降で最少となりました。

○65歳以上の高齢者の死者数は2,193人で、前年より4.8%減少しましたが、全年齢死者数の53.3%を占めています。

【交通事故発生状況の推移】

交通事故の死者数は、昭和27年に4,000人台となってから、以降年々増加し、昭和45年には16,765人と過去最多を記録しました。それ以降減少し、昭和51年には1万人を下回りましたが、昭和63年には再び1万人を上回りました。

しかし平成8年には9年振りに1万人を下回り、平成14年には過去最多であった昭和45年の死者数の半減を達成しました。その後、平成15年には7,000人台に、平成19年には5,000人台になり、平成21年以降4,000人台となっています。

交通事故発生件数・死者数・負傷者数の推移

全日本交通安全協会では、関係機関・団体と協力し、平成23年3月に決定された「平成27年までに24時間死者数を3,000人以下とし、世界一安全な道路交通を実現する」との目標の達成に向け、今後も引き続き、交通事故防止対策を進めて行くことにしています。

詳細は、警察庁のホームページをご覧ください。

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