平成27年中の交通事故死者数(24時間以内)
全国の交通事故死者数は4,117人。15年ぶりに増加

平成27年中の交通事故死者数は4,117人で、15年ぶりに増加となりました。

平成27年中の交通事故死者数

平成27年中 平成26年中 前年対比
4,117人 4,113人 増減数 増減率
+4人 +0.1%

(警察庁交通局調べ)

【平成27年中の交通事故死者数の特徴】

○1日平均の死者数は11.3人で、2時間8分に1人が交通事故で死亡しています。

○死者数が最も多かった日は12月25日(金)の26人で、最も少なかった日は2月5日(木)の3人でした。

○死者数の多い都道府県は、愛知県の213人、大阪府の196人、千葉県の180人、神奈川県の178人、北海道と埼玉県の177人などでした。
反対に死者数が最も少ない都道府県は、島根県と徳島県の27人、高知県の30人、山梨県の33人、秋田県と鳥取県の38人、青森県の40人などでした。

○都道府県別に死者数の増減を見ると、最も増加したのは大阪府の53人増、次いで富山県の26人増、京都府の18人増、岩手県の16人増、山形県と岐阜県の13人増などでした。
反対に死者数が最も減少したのは三重県の25人減、次いで広島県の22人減、宮城県と鹿児島県の17人減、山梨県の16人減などでした。

○原付以上運転者(第1当事者)の飲酒運転による死亡事故は203件で、記録が残る平成2年以降で最少となりました。

○65歳以上の高齢者の死者数は2,247人で、前年より2.5%増加し、全年齢死者数の54.6%を占めています。

【交通事故発生状況の推移】

交通事故の死者数は、昭和27年に4,000人台となってから、以降年々増加し、昭和45年には16,765人と過去最多を記録しました。それ以降減少し、昭和51年には1万人を下回りましたが、昭和63年には再び1万人を上回りました。

しかし、平成8年には9年振りに1万人を下回り、平成14年には過去最多であった昭和45年の死者数の半減を達成しました。その後、平成15年には7,000人台に、平成19年には5,000人台になり、平成21年以降4,000人台となっています。

交通事故発生件数・死者数・負傷者数の推移

全日本交通安全協会では、関係機関・団体と協力し、「世界一安全な道路交通を実現する」との目標の達成に向け、今後も引き続き、交通事故防止対策を進めて行くことにしています。

詳細は、警察庁のホームページをご覧ください。

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