春の全国交通安全運動は、4月6日(金)から15日(日)までの10日間、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、「自転車の安全利用の推進」、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」及び「飲酒運転の根絶」を全国重点とするとともに、地域の実態に即した重点を定めて実施されました。(春の全国交通安全運動を実施しますー4月6日から15日までの10日間)
春の運動期間中の交通事故による死者数は118人で、前年同期(平成23年4月6日(水)から15日(金))と比べ-18人(-13.2%)となりました。また、前年の交通安全運動期間中(平成23年5月11日(水)から20日(金))と比べ-1人(-0.8%)となりました。
24年 | 23年 | 前年同期比 | ||
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増減数 | 増減率 | |||
発生件数 | 16,515件 | 19,404件 | -2,889件 | -14.9% |
死者数 | 118人 | 136人 | -18人 | -13.2% |
負傷者数 | 20,276人 | 23,573人 | -3,297人 | -14.0% |
○65歳以上の高齢者の死者は60人で、全死者の50.8%を占めています。このうち75歳以上の高齢者は全体の30.5%でした。
○15歳以下の子供の死者は2人で、前年同期と同じでした。
○歩行中の死者が52人と全体の44.1%を占めています。前年同期に比べて6人(13%)増加しました。
○自動車乗車中の死者は30人(構成率25.4%)で、前年同期より18人減少(増減率-37.5%)しました。二輪車乗車中の死者は19人(16.1%)で、前年同期より6人減少(-24.0%)しました。
○自転車乗用中の死者は16人(13.6%)で、前年同期と同じでした。
○自動車乗車中の死者30人のうち、シートベルト着用が14人(前年比6人減)、非着用が15人(前年比13人減)でした。
○飲酒運転による交通事故の発生件数は72件で、前年に比べ56件(43.8%)減少しています。このうち、死亡事故が6件で、前年に比べ4件(25.0%)減少しています。(原付以上運転者(第一当事者)の「飲酒あり」の事故)
詳細は、警察庁のホームページを参照して下さい。
全日本交通安全協会は、昭和27年から全国交通安全運動に主催団体の一員として参加し、都道府県交通安全協会等と連携して交通安全活動を積極的に実施しています。
今年の春の全国交通安全運動では、ポスター、チラシの作成・配布、その他子どもと高齢者の交通事故防止を図るための活動を全国的に展開しました。