平成24年中の交通事故死者数
全国の交通事故死者数は4,411人。12年連続して減少

平成24年中の交通事故死者数は4,411人で、平成13年から12年連続して減少しました。

平成24年中の交通事故死者数

平成24年中 平成23年中 前年対比
4,411人 4,663人 増減数 増減率
-252人 -5.4%

(警察庁交通局調べ)

【平成24年中の交通事故死者数の特徴】

○1日平均の死者数は12.05人で、2時間00分に1人が交通事故で死亡しています。

○死者数が最も多かった日は7月31日(火)と11月1日(木)の25人で、最も少なかった日は2月23日(木)の2人でした。

○死者数の多い都道府県は、愛知県の235人、北海道と埼玉県の200人、東京都の183人、大阪府の182人などでした。
反対に死者数が最も少ない都道府県は、鳥取県の30人、徳島県の32人、山形県と福井県の37人、長崎県の39人などでした。

○都道府県別に死者数の増減を見ると、最も増加したのは岐阜県の19人増、次いで岩手県の17人増、島根県の14人増、広島県の12人増、北海道の10人増などでした。
反対に死者数が最も減少したのは愛知県の41人減、次いで愛媛県の35人減、東京都の32人減、茨城県の27人減、新潟県の26人減などでした。

平成24年都道府県別交通事故死者数

○飲酒運転による死亡事故は252件で、記録が残る平成2年以降で最少となりました。

○65歳以上の高齢者の死者数は2,264人で、全死者数(4,411人)の半数(51.3%)を占めています。

【交通事故発生状況の推移】

交通事故の死者数は、昭和27年に4,000人台となってから、以降年々増加し、昭和45年には16,765人と過去最多を記録しました。それ以降減少し、昭和51年には1万人を下回りましたが、昭和63年には再び1万人を上回りました。

しかし平成8年には9年振りに1万人を下回り、平成14年には過去最多であった昭和45年の死者数の半減を達成しました。その後、平成15年には7,000人台に、平成19年には5,000人台になり、平成21年以降4,000人台となっています。

交通事故発生件数・死者数・負傷者数の推移

全日本交通安全協会では、関係機関・団体と協力し、平成23年3月に決定された「平成27年までに24時間死者数を3,000人以下とし、世界一安全な道路交通を実現する」との目標の達成に向け、今後も引き続き、交通事故防止対策を進めて行くことにしています。

詳細は、警察庁のホームページをご覧ください。

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