平成25年春の全国交通安全運動が、さる4月6日から15日までの10日間、全国一斉に実施されました。(春の全国交通安全運動を実施しますー4月6日から15日までの10日間)
春の運動期間中の交通事故による死者数は105人で、前年同期(平成24年4月6日(金)から15日(日))と比べて13人(11.0%)減少しました。
25年 | 24年 | 前年同期比 | ||
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増減数 | 増減率 | |||
発生件数 | 15,725件 | 16,515件 | -790件 | -4.8% |
死者数 | 105人 | 118人 | -13人 | -11.0% |
負傷者数 | 19,419人 | 20,276人 | -857人 | -4.2% |
注)発生件数、負傷者数は概数です。
死者数0を達成した都道府県は、宮城県、山梨県、石川県、和歌山県、山口県、佐賀県、沖縄県の7県でした。
反対に死者数の多かった都道府県は、岐阜県、鹿児島県の各7人、埼玉県の6人、千葉県、兵庫県の各5人でした。
○ 65歳以上の高齢者の死者は50人で、全死者の47.6%を占めています。前年同期と比べ10人(16.7%)減少しました。
○ 15歳以下の子供の死者は3人で、前年同期に比べ1人(50.0%)増加しました。
○ 歩行中の死者は30人で、全死者の28.6%を占めています。前年同期に比べて22人(42.3%)減少しました。
○ 自動車乗車中の死者は40人(構成率38.1%)で、前年同期に比べて10人(33.3%)増加しました。
○ 二輪車乗車中の死者は20人(構成率19.0%)で、内訳は、自動二輪車乗車中が12人、原付乗車中が8人でした。
○ 自転車乗用中の死者は14人(13.3%)で、前年同期に比べ2人(12.5%)減少しました。
自動車乗車中の死者40人のうち、シートベルト着用が22人(前年比7人増)、非着用が16人(前年比2人増)でした。
飲酒運転による交通事故の発生件数(原付以上運転者(第一当事者)の「飲酒あり」の事故によるもの)は76件で、前年に比べ39件(33.9%)減少しています。このうち、死亡事故が3件で、前年に比べ3件(50.0%)減少しています。
詳細は、警察庁のホームページを参照して下さい。
全日本交通安全協会は、昭和27年から全国交通安全運動に主催団体として参加し、都道府県交通安全協会等と連携して交通安全活動を積極的に実施しています。
今年の春の全国交通安全運動では、春の交通安全運動用のポスター、チラシを作成して全国に配布するなど、交通事故防止の活動を全国的に展開しました。