平成25年秋の全国交通安全運動が、さる9月21日から30日までの10日間、全国一斉に実施されました。(秋の全国交通安全運動 期間は9月21日から30日までの10日間)
秋の運動期間中の交通事故による死者数は121人で、前年同期と比べて4人 (-3.2%)減少しました。また、発生件数、負傷者数は前年同期と比べて減少しています。
25年 | 24年 | 前年同期比 | ||
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増減数 | 増減率 | |||
発生件数 | 16,021件 | 17,148件 | -1,127件 | -6.6% |
死者数 | 121人 | 125人 | -4人 | -3.2% |
負傷者数 | 20,001人 | 21,434人 | -1,433人 | -6.7% |
注)発生件数、負傷者数は概数です。
死者数0を達成した都道府県は、秋田県、石川県、鳥取県、島根県、熊本県、宮崎県の6県でした。
反対に死者数の多かった都道府県は、北海道の10人、埼玉県、大阪府の各9人でした。
○ 65歳以上の高齢者の死者は56人で、全死者の46.3%を占めています。前年同期と比べ3人(5.7%)増加しました。
○ 15歳以下の子供の死者は4人で、前年同期に比べ2人(100%)増加しました。
○ 歩行中の死者は38人で、全死者の31.4%を占めています。前年同期に比べて12人(24.0%)減少しました。
○ 自動車乗車中の死者は11人(構成率9.1%)で、前年同期に比べて1人(8.3%)減少しました。
○ 二輪車乗車中の死者は36人(構成率29.8%)で、内訳は、自動二輪車乗車中が22人、原付乗車中が14人でした。
○ 自転車乗用中の死者は11人(構成率9.1%)で、前年同期に比べ1人(8.3%)減少しました。
自動車乗車中の死者36人のうち、シートベルト着用が11人(前年比4人減)、非着用が24人(前年比7人増)でした。
飲酒運転による交通事故の発生件数(原付以上運転者(第一当事者)の「飲酒あり」の事故によるもの)は51件で、前年に比べ89件(63.6%)減少しています。このうち、死亡事故が3件で、前年に比べ3件(50%)減少しています。
詳細は、警察庁のホームページを参照して下さい。
全日本交通安全協会は、昭和27年から全国交通安全運動に主催団体として参加し、都道府県交通安全協会等と連携して交通安全活動を積極的に実施しています。
今年の秋の全国交通安全運動では、秋の交通安全運動用のポスター、チラシを作成して全国に配布するなど、交通事故防止の活動を全国的に展開しました。