平成26年春の全国交通安全運動が、さる4月6日(日)から15日(火)までの10日間、全国一斉に実施されました。(平成26年春の全国交通安全運動・交通事故死ゼロを目指す日)
春の運動期間中の交通事故による死者数は95人で、前年同期(平成25年4月6日(土)から15日(月))と比べて10人(9.5%)減少しました。
26年 | 25年 | 前年同期比 | ||
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増減数 | 増減率 | |||
発生件数 | 15,260件 | 15,725件 | -465件 | -3.0% |
死者数 | 95人 | 105人 | -10人 | -9.5% |
負傷者数 | 18,858人 | 19,419人 | -561人 | -2.9% |
死者数0を達成した都道府県は、宮城県、群馬県、福井県、三重県、京都府、島根県、広島県の7県でした。
反対に死者数の多かった都道府県は、神奈川県の13人、東京都、茨城県、埼玉県の各5人、栃木県の4人でした。
○ 65歳以上の高齢者の死者は49人で、全死者の51.6%を占めています。前年同期と比べ1人(2.0%)減少しました。
○ 15歳以下の子供の死者は3人で、前年同期と同じでした。
○ 歩行中の死者は36人で、全死者の37.9%を占めています。前年同期に比べて5人(16.1%)増加しました。
○ 自動車乗車中の死者は31人(構成率32.6%)で、前年同期に比べて9人(22.5%)減少しました。
○ 二輪車乗車中の死者は17人(構成率17.9%)で、内訳は、自動二輪車乗車中が14人、原付乗車中が3人でした。
○ 自転車乗用中の死者は11人(11.6%)で、前年同期に比べ3人(21.4%)減少しました。
自動車乗車中の死者31人のうち、シートベルト着用が17人(前年同期比2人減)、非着用が13人(前年同期比5人減)でした。
飲酒運転による交通事故の発生件数(原付以上運転者(第一当事者)の「飲酒あり」の事故によるもの)は79件で、前年同期に比べ61件(43.6%)減少しています。しかし、死亡事故が8件で、前年に比べ3件(60.0%)増加しています。
詳細は、警察庁のホームページを参照して下さい。
全日本交通安全協会は、昭和27年から全国交通安全運動に主催団体として参加し、都道府県交通安全協会等と連携して交通安全活動を積極的に実施しています。
今年の春の全国交通安全運動では、春の交通安全運動用のポスター、チラシを作成して全国に配布するなど、交通事故防止の活動を全国的に展開しました。