平成27年春の全国交通安全運動が、さる5月11日(月)から20日(水)までの10日間、全国一斉に実施されました。(交通事故死ゼロを目指す日は5月20日)
春の運動期間中の交通事故による死者数は95人で、前年同期(平成26年5月11日(日)から20日(火))と比べて16人(14.4%)減少しました。
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27年 | 26年 | 前年同期比 | |
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増減数 | 増減率 | |||
発生件数 | 15,043件 | 15,167件 | -124件 | -0.8% |
死者数 | 95人 | 111人 | -16人 | -14.4% |
負傷者数 | 18,714人 | 18,891人 | -177人 | -0.9% |
死者数0を達成した都道府県は、岩手県、秋田県、茨城県、栃木県、千葉県、石川県、福井県、奈良県、和歌山県、鳥取県、高知県、佐賀県、沖縄県の13県でした。
反対に死者数の多かった都道府県は、兵庫県の8人、北海道、埼玉県、神奈川県の各6人、大阪府の5人でした。
○ 65歳以上の高齢者の死者は46人で、全死者の48.4%を占めています。前年同期と比べて13人(22.0%)減少しました。
○ 15歳以下の子供の死者は3人で、前年同期と同じでした。
○ 歩行中の死者は20人で、全死者の21.1%を占めています。前年同期に比べて12人(37.5%)減少しました。
○ 自動車乗車中の死者は42人(構成率44.2%)で、前年同期に比べて3人(6.7%)減少しました。
○ 二輪車乗車中の死者は19人(同20.0%)で、内訳は、自動二輪車乗車中が14人、原付乗車中が5人でした。
○ 自転車乗用中の死者は12人(同12.6%)で、前年同期に比べて1人(7.7%)減少しました。
自動車乗車中の死者42人のうち、シートベルト着用が26人(前年同期比+6人)、非着用が11人(同-13人)でした。
飲酒運転による交通事故の発生件数(原付以上運転者(第一当事者)の「飲酒あり」の事故によるもの)は51件で、前年同期に比べて89件(63.6%)減少しました。また、死亡事故は3件で、前年同期に比べて
2件(40.0%)減少しています。
詳細は、警察庁のホームページを参照して下さい。
全日本交通安全協会は、昭和27年から全国交通安全運動に主催団体として参加し、都道府県交通安全協会等と連携して交通安全活動を積極的に実施しています。
今年の春の全国交通安全運動では、春の交通安全運動用のポスター、チラシを作成して全国に配布するなど、交通事故防止の活動を全国的に展開しました。