令和2年における交通事故の発生状況等について

【交通事故の状況】

○発生件数 30万9178件(前年比7万2059件減、18.9%減)
うち死亡事故 2784件(同349件減、11.1%減)

○死者数 2839人(前年比376人減、11.7%減)

○重傷者数 2万7774人(前年比4251人減、13.3%減)

○状態別死者数では歩行中が最多 歩行中死者数 1002人(前年比174人減、14.8%減 構成率35.3%)

【交通事故死者数の推移】
交通事故発生件数・死者数・負傷者数の推移
【令和2年における交通死亡事故の特徴】

○交通量との関係

・重傷者数については、交通量の減少を背景に4・5月の重傷者数が顕著に減少したこともあり、昨年の減少率と比較し大幅に減少

・死者数については、高速道路における交通量の減少を背景に、5・6月の高速道路における死者数が顕著に減少したこともあり、減少率が昨年より2.7ポイント上昇

○歩行者

・歩行中死者数及び重傷者数は減少しており、うち事故類型別では、横断歩道以外横断中での減少傾向が大きい。また、法令違反別では、車両側では前方不注意や歩行者妨害、歩行者側では横断方法等の違反や信号無視が多い

グラフ1

・高齢者の死者数及び重傷者数はいずれの状態別でも減少しているが、うち歩行中全体に占める高齢者の割合はやや増加傾向にあり、高齢者の歩行中死者数の8割近くが横断中である。また、横断歩行中死者の半数以上に違反あり

グラフ2

○自転車

・自転車関連交通事故死者・重傷者数は減少しているが、対自動車事故のうち半数以上を占める出会い頭衝突事故では、自転車側にも約8割に法令違反がある。また、ヘルメット着用者率は小・中学生に改善傾向がみられるが、全体としては依然として低調

グラフ3

○その他

・幼児及び児童の死者・重傷者数はいずれも減少

・飲酒運転による死亡事故件数及び重傷事故件数は過去10年で4割以上減少

詳細は、警察庁のホームページをご覧ください。

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