当協会は昭和36年1月10日に設立され、平成23年1月で満50周年を迎えました。そこで、創立50周年記念事業として、「全日本交通安全協会50年のあゆみ」を発刊するとともに、「創立50周年記念シンポジウム」を開催しました。
創立から50年間の歴史と活動をまとめたもので、序章(交通安全運動の源流から協会創立前夜まで)、第1章(全日本交通安全協会の設立時の活動)、第2章(設立10年を経て着実に現れた成果)、第3章(国民皆免許時代の新たな課題に対応)、第4章(21世紀に向けての交通安全対策の確立)、第5章(交通事故ゼロの理想達成へ)の歴史編と、当協会が現在実施している活動をまとめた事業概要編、当協会や交通関係の動き、社会情勢から構成されている年表からなっています。サイズはA4版120ページ、500部を作成し、会員、交通関係機関・団体等に配布しました。
平成23年1月17日(月)、東京・新宿区市谷のホテルグランドヒル市ヶ谷で「全日本交通安全協会創立50周年記念シンポジウム」を開催しました。
シンポジウムのテーマは、「人と車を見つめて50年~そしてこれからの展望~」で、交通関係機関・団体の関係者、学識者など約600人が出席。第1部では鈴木春男千葉大学名誉教授が「交通安全への動機づけ」と題して基調講演が、第2部では「地域の仲間づくりを交通安全にどう生かすか」というテーマでパネルディスカッションを行いました。
パネリストによるディスカッション
鈴木春男先生による基調講演