事業

主な事業 : 1. 交通安全思想の普及啓発

(3) 交通安全年間スローガン、交通安全ポスターデザインの募集と普及

交通事故の防止を広く国民の間に普及徹底するためには、全国的に統一されたスローガンが年間を通じていつでもどこでも国民の目にふれ、耳で聞かれることが効果的です。

当協会では、昭和40年に警察庁、総理府、毎日新聞社の後援を得て、交通安全年間スローガンを全国から公募し、翌41年春の全国交通安全運動にはじめて使用して以来、毎年公募を行っています。また、昭和46年からは、最優秀作スローガンを入れた交通安全ポスターデザインの募集を行っています(昭和55年から毎日新聞社と共催、内閣府、警察庁、法務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、NHKの後援、JA共済、(一社)日本自動車工業会の協賛)。

スローガンの募集は、毎年7月ころから秋の全国交通安全運動最終日の9月30日にかけて、交通安全ポスターデザインの募集は、スローガンが発表される12月初旬ころから翌年1月下旬にかけて、それぞれ行っています。

これまでに寄せられたスローガンは約1,000万点、スローガン入りポスターデザインは約30万点にのぼっています。このなかには、 「世界の願い 交通安全」(昭和41年)、 「とび出すな 車は急に止まれない」(昭和42年)、 「せまい日本 そんなに急いで どこへ行く」(昭和48年)、 「まずゆとり 車間距離にも 心にも」(昭和55年)、 「新世紀 になうこの子に チャイルドシート」(平成12年)など、国民の間に広く浸透した優秀作品があり、文字どおり 「せまい日本」 の津々浦々に広まって、交通安全のために大きな役割を果たしています。

なお、最優秀作品には内閣総理大臣賞が、優秀作品には内閣府特命担当大臣賞、警察庁長官賞、文部科学大臣賞(こども部門のみ)が、優良作品には全日本交通安全協会会長賞、毎日新聞社賞(ポスターデザインのみ)が、それぞれ贈られています。

令和7年使用交通安全年間スローガン最優秀入選者の表彰(第65回交通安全国民運動中央大会)

令和7年使用交通安全年間スローガン最優秀入選者の表彰
(第65回交通安全国民運動中央大会)

令和7年使用 交通安全ポスターデザイン表彰式

令和7年使用交通安全ポスターデザイン表彰式

令和7年交通安全ポスターデザイン最優秀作品

令和7年使用交通安全ポスターデザイン最優秀作品

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